現在就活ハラスメントについて様々なところで問題となっています。
就活ハラスメントがあれば企業の社会的信用は低下し、売り上げなども低下することになります。
さらに、優秀な学生は評判の悪い企業を避けるようになり長期的に見て企業の成長能力を阻害し、企業の維持存続にもかかわります。
加えて就活ハラスメントで評判になるような企業は、内部に問題を抱えていることも多く、社員が離職して、なかなか定着しないなどの構造的な問題を抱える可能性が極めて高いです。
こういった問題を避けるために各企業は就活ハラスメント防止に力を入れて欲しいものです。
まず、学生の方が就活ハラスメントに会った時の相談先です。
https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/
ここではSNSやメールでの相談も受け付けています。
また、都道府県労働局や大学の等のキャリアセンターも利用できます。
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000826838.pdf
こちらのサイトでは就活ハラスメントに遭わないための対策も教えてくれています。
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/syukatsu_hara/student/
事前に知識を入れて対策しておくことは不可欠です。
そして、もし就活ハラスメントに遭った時は迷わず相談してください。
つぎに、厚生労働省のサイトで見つけた就活ハラスメントに力を入れている企業の事例集です。
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001060585.pdf
取り上げられているのは、株式会社大林組、ニッポンハムグループ、積水化学工業株式会社、株式会社ジャックス、株式会社アイスタイル、日本たばこ産業株式会社(JT)、株式会社ニップスシステムセンター、東京電力ホールディングス株式会社、住友生命保険相互会社、三井物産株式会社です。
私もこの資料に目を通したのですが、これらの企業は皆就活ハラスメントについて研修をしたり、指針を立てたり工夫をされています。
ご自身が希望される企業が、就活ハラスメントやセクハラ、パワハラ、マタハラなどについてどういう対策を講じているのか事前に調べておくことも大事なのかもしれません。
各企業には就活ハラスメント対策に力を入れていただきたいですし、学生の皆さんには事前に知識を仕入れておくことで、安心して就職活動に臨んでいただき、希望される企業に入っていただきたいと思っています。
このサイトがどのくらい役に立つかはわかりませんが…。