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一方的な情報をうのみにして安易に騒ぎ立てることの危険性について:中学時代の体験より
中学時代の過酷な体験 情報が溢れる現代社会において、一方的な情報をうのみにし、十分な確認をせずに断定的な発言をすることは、時に深刻な問題を引き起こします。私はかつて、それを身をもって体験しました。 私は中学時代担任で部活の顧問から性被害に... -
職場の「問題職員」はなぜ早期対応が必要なのか?—佐賀県の事例をもとに考える
佐賀県が、地方公務員法に基づき「能力不足」として50代の男性職員2人を分限免職処分にしたというニュースが話題になっています。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20250131-OYT1T50147/ 県としては初めてのケースであり、今後の公務員組織にとっても... -
人は変わるもの、そして変わっていくもの
昨日、久しぶりにある方にお会いしました。 最初にお会いしたときは2018年の3月だったと思います。 当時の私は人生の先が見えず「どうしたらいいかわからない状態でした」。 そこから7年たち、久しぶりに会った私は司法書士試験に合格して、登録間近... -
選考中の学生を狙うセクハラ:その背景と防止策
就活中のセクハラに関する話題が後を絶ちません。今回はABEMAニュースで報道された就活セクハラの話をもとに、この問題を考えてみたいと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=-kCUBvQaNjU 1.就活セクハラの実態 ABEMAニュースでは、就職活動中の関... -
「ルポ 子どもへの性暴力」(朝日新聞出版)に掲載されました
年末に風邪をひいていたため、連絡するのが遅れたのですが、「ルポ 子供への性暴力」(朝日新聞出版)に私の記事が掲載されています。 もう、35年以上前のことになります。 よく、男性が被害に遭うと「断ればいいじゃないか」という方がいます。 私は、何... -
北九州市の児童死傷事件:36年前の自分の中学時代を振り返って
北九州市のマクドナルドで起きた、中学生死傷事件 北九州市小倉南区のファストフード店で14日夜、中学生の男女2人が男に刃物のような物で刺され死傷したという事件がありました。 この事件を受けて、北九州市は、市立の小中高校や幼稚園について、15日の部... -
報道の責任と情報の受け取り方:草津町事件が示すメディアの課題
草津町で起きた元町議による虚偽告白事件は、報道のあり方について多くの課題を浮き彫りにしました。 虚偽の情報がメディアやインターネットを通じて広まり、町長や町全体が大きなダメージを受けました。 ちなみに、12月18日には、刑事裁判で虚偽告訴罪な... -
AIとICTで広がる小規模校の未来:多様な考え方に触れる学びの重要性
はじめに:少子化社会と小規模校の課題 日本では少子化が進む中、鹿児島県大隅地域のような地方では小規模校が増えています。 その中で、子どもたちの教育環境をどう充実させるかが大きな課題になっています。 特に、小規模校では議論や多様な意見を交わす... -
「千葉市が『学びの多様化学校』設立へ:不登校支援と地域活性化を実現する取り組み」
「学びの多様化学校」とは? 千葉市の挑戦 近年、不登校の児童生徒が増加し、教育の在り方が問われています。 その中で、千葉市は「学びの多様化学校」設立計画を発表しました。 この学校は、不登校の中学生が中学校から転籍し、そのまま卒業を目指せる仕... -
東京都の高校授業料無償化、私立への追い風──日本の教育における「選択肢」の拡大が未来を変える
1. 東京都の高校授業料無償化、所得制限撤廃の影響 東京都は2024年度から、高校授業料の実質無償化における所得制限を撤廃しました。 この政策変更により、私立高校の実質無償化対象となる生徒数は約9万9千人、都立高校では約4万4千人が新たに加わり、合計...