この記事は、私が2017年11月頃に、私に性暴力を加えた加害教諭の退職金の返納を求め、私の中学時代の性被害の調査を千葉県教育委員会及び松戸市教育委員会に依頼した時に、参考資料として提出したものです。
最近、教師による性犯罪が話題になります。その中には、過去何年にもわたり常習的に性犯罪を繰り返した人物もいます。
そして、そのような常習的性犯罪者は私が中学生の頃から存在していました。
子供に対する性被害を防止するためには、過去に起きた事件にも目を向ける必要があるというのが私の考えです。
そのため、今回資料として提出させていただきます。何かしらの参考になればと思います。
1990年3月に広島県で起きた、小学校教諭だった人物による女子児童殺害事件
1990年3月に、広島県の小学校教諭だった河内武志が、卒業したばかりの女子児童を殺害するという事件が起きました。
当時、河内は被害女児に対し、日常的に体を触る、キスをするなどのわいせつ行為を繰り返していました。
河内はこれらの行為が発覚したため謹慎処分を受けている最中でした。
当時の新聞記事を読むと信じ難い事実が大量に出てきます。
授業中であるにもかかわらず、生徒を呼び出しわいせつ行為をするなど河内はやりたい放題だったそうです。
子供が性被害に遭った時「そんな話があるなんて信じられない」という声が時折聞かれます。
しかし、信じられないくらい異常な人間というものは世の中にはかなりいるものです。
キチガイの考えることなど常人の及ぶものではありません。
理解するなど不可能です。
この事件は世間でも大いに話題になりました。
そして、当時教師の生徒に対するわいせつ行為が次々と発覚し秋にはでテレビで特集が組まれています。
その中には、松戸市の中学で起きたわいせつ事件も含まれていました。
しかも記事になったのは、河内武志の事件が記事になっていた19903月27日火曜日朝刊です。河内の記事の隣で、しっかり記事になっています。
この時私はまだ中学生です。
私は2017年11月に松戸市教育委員会に調査を依頼するとき、この事件を当時の社会状況を示すものとして提出しました。
中学1年2学期の話、中学2年2学期の話にも書きましたが、私は、この事件が起きる前に私はすでに何度も性被害を訴えていました。
しかし、当時の職員たちはその訴えを無視し続けました。
私は彼らに対しては憎悪をはるかに超えた感情を有しています。
彼らにとって私の命など虫けらのようなものだったという事なのでしょう。
私は子供の命を粗末に扱う人物は教壇に立つべきではないと思います。
安心して子供を育てられる社会にするために
実は、学校職員による生徒に対するわいせつ行為というのは、現在になっていきなり問題になったわけではありません。
図書館に行って一度新聞社のデータベースを調べていただければわかるのですが、教職員の子供に対するわいせつ行為は、1990年代前半も、2000年前後も新聞記事で取り上げられていました。
問題は、そのことに対する対応が後手後手に回ってきたことだと思います。
現在はスマホやテクノロジーの発達によって、隠すことが難しくはなっていますが、それでもまだ、学校内でのわいせつ行為や体罰、いじめ等は後を絶ちません。
安心して子供を育てていける社会を作るためにも、こういった事に対してはしっかりと対策を立てる必要があると思います。