埼玉県の共産党県議によって水着撮影会が中止されたことについて

この記事の目的

今回述べたいのは「性の商品化」という事についてです。

埼玉県の共産党県議は水着撮影会を「性の商品化」として中止を求めていますが、一方で女性には自己表現の自由があります。当たり前ですが、自分の考えと合わないからといって他人の権利を侵害することは求められていません。

今回はそのことを考えてみたいと思います。

なお、これは以前書いた記事を再構成したものであることはご理解ください。

目次

たかまつななさんの的確な指摘

ネットでニューズを見ていたら、埼玉県の共産党県議たちによって、水着撮影会が中止されたという話がありました。

 この件について、私が以前お世話になったたかまつななさんが動画でコメントを出されています。

「性の商品化」とはなにか?

私が普段考えていること

 実は、女性が水着になることを「性の商品化」という批判について以前から思っていたことがあるので、今回それについて述べてみようと思います。

 個人的な事ですが、私は10代後半から20代の方の水着の写真は一切見ません。

 これは私が特定の思想の持ち主というものではないです。

 理由は単純で、私の親戚には子供がおり、その中には女性もいます(会えていないんですけどね…)。

 彼女たちより年下の女性の水着姿を私が見て興奮などしていたら「このエロおやじ」と言われるに決まっています。

 そのため、彼女たちより年下と思われる女性の水着は絶対に見ないことにしています(少し年上でも見ていません)。

他人にどう思われてもいいですが、身内に嫌われるのだけはつらいです…

 まあ、これだけ私が気を使っていても、彼女たちが私をどう思うかわからないのがつらい所です。

おじさんを大事にしましょう!

高校生の水着姿について

 また、私は高校生が水着で写真を撮ることは反対です。

 これは以前、グラビアをしている高校生が電車の中で痴漢に遭ったり、学校で男子生徒から好奇の目で見られ、「触らせろよ」「ポーズとれよ」などと言われているという話を聞いたからです。

 大人は子供を守るべきです。

個人の自由を一方的に侵害することは適切なのか?

自分で水着になることはダメなのか?

ただ、全ての女性が水着姿で雑誌に載ることに反対かと言うとそうではないです。

嫌々水着にされるのはダメだと思いますが、中には自らの意思で水着になりグラビアなどをする方もいます。

そういった方に対して「性の商品化」と一方的に決めつけて、彼女たちの撮影会などを中止する権限は誰にもないと思います。

また、正直今回の件はやりすぎだと思います。

通常であれば、いきなり中止を求めるのではなく、何かしらの条件を付けて「公共の場であまりに過激なものはよくないからやめてくれ」などと言うべきです。

そのような事を全くすることなくいきなり中止というのは少し乱暴なのではないでしょうか?

あくまで細かな事情を存じ上げていないため、記事などを読んでの感想ではあるのですが…。

生命や身体に危険を及ぼすものならまだしも、個人の自由な意思で行われているものに、そこまで政治が介入すべきではないのでは?と感じました。

気に入らないことはすべてつぶすという恐怖

 あまりにこういった行為が流布されると「気に入らないものは中止に追い込めばいい」となってしまいそうで少し怖いですね。

 自分の意見を言う事は良いのですが、それと同時に他人の権利も尊重すべきではないかとおもいます。

韓国人DJの性被害の問題との対比

実はこの記事は以前書いたものです。そして、その後韓国人DJの方が、フェスにおいて性被害に遭うという事件が起きました。

その時言われたのが「何を着るかは自由」「強制わいせつ罪(不同意わいせつ)において、被害者がどういう服装をしているかは問題ではない」という事でした。

水着撮影会はわいせつ事件ではありません。

ただ、「水着で撮影される自由」というものも私はあると思います。

当時撮影会を批判された方は、この件についてどう仰っているのか聞いてみたいです。

まとめ
  • らの意思で水着撮影会に参加する行為を「性の商品化」と決めつける行為は極端すぎる。
  • 気に入らなければすべて中止に追い込んだり、相手をつぶすという事では、最終的に問題は解決しない。
  • 困った人がいるとき迅速に手を差し伸べてあげるシステムを作ることこそが大事。
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