私 なるほど、じゃあ、例えば、他の生徒がね
W うん
私 あの、何人も、K先生が車で生徒を学外に連れ出してんの見たって言っている生徒いるんですけれど、それも熱心なんですか?
W だから、学外に連れ出したって
私 ええ、要するに何人も見てんですよ?
W うん
私 それも、先生ご存じない
W だからね、あのー、なんて言うかな?あの当時は、
私 はい
W あのー、なんて言うかな?えーと、車に生徒を乗せていくってことについては、あんまりとやかく言われてなかったの
私 それ先生知ってました?
W その後ね、その後
私 え?ちょっと待ってください、そんなの、他の先生そんなことしてないですよ
W それで、事故に遭った先生がいたから、その後、えーと、乗せちゃいけないっていうのは厳しくなってきたの
私 それは違います
W そんなに甘くなかったの、あの、厳しくなかったの
私 それは違います。私文部科学省に聞いたら、文部科学省そんなこと推奨したことないって言ってますよ。あと、
W 推奨はしていないだろうけども
私 あと、あとですね、私が中学校
W 時代なのよ
私 違います。私が中学一年の時に、実は私がT小学校でお世話になった先生がいるんですよ。その先生が来るまで生徒をはねちゃったんですよ。
W ああ
私 そういう事になったら普通、生徒に対して、同乗させたりしたら怒られますよね。
っていいうか、どこの教育委員会も車を、生徒を車に乗せるような指導は認めたことはないって言ってるんですよ。
許可なく、管理職の許可なく、そのようなことはできないって、そんな甘い時代はないです。
W いや、そんな
私 ないです
W うーん。それ以降だよ、あのー、なに、部活にあのー連れていく、乗せて事故に遭って、それから乗せちゃいけないって厳しく言われてるの
私 あのー、それ以前にも許可受けてないですよ。管理職はそれはないです。
なぜかというと、もしそれに乗せて事故が起き、起こったら、起こしたら、学校の責任になるから、管理職が認めないですよ。
じゃ、それは管理職が認めてたってことですか?
W だから認めてたわけじゃない
私 いや、それはダメです。
W 厳しくは言ってなかった
私 いや、それはそういう問題は通らないんですよ
学校が、あの松戸市の規則で、学校長の施設とかそういう管理は、校長なんですよ。
そんな、一職員のW先生の判断で、そんなことやってないから大丈夫だよって判断はできません。
学校を管理運営するのは学校長と教頭とその上に教育委員会があって、そこから指示が出てます。
W だから、あの当時はそんなこと
私 そんなものはないです
W 言わなかったんだよ誰も
私 言ってます。用なく生徒を車に乗せるようなこと、しかも、学外に連れ出すような事したら怒られますよ。どこでやっても。
私が小学校の時、そんなことやっていた先生はいません。それは年に1回か2回くらい乗せることや遊びに行くことはあるかもしれないけれど、K先生頻繁過ぎますよね。
生徒を放課後何時間も残したりとか、そんなものは、管理職の許可なくできた時代はないです。それは管理職が許可しないですよ。
じゃあ、管理職の先生に聞きますよ私。それを。いいんですか?
W だから、あの当時はそんなに
私 だからその当時の先生方もいらっしゃるので聞きますよ、私は。管理職の先生に。行って、「許しましたか」と。
行って。許したんですねじゃあ。
W 許してないよ。だから
私 え、じゃあ許してないのにやったんですか?今言いましたよね。
W だから、言わなかっただけなんだよ
私 え、じゃあ言わなかったらやるんですか?ちょっと待ってください。じゃあ、言わなかったら下校時刻過ぎて何時間も残すんですか?
言わなかったらわいせつ行為もやるんですか?言わなかったら生徒も殴るんですか?
W そういう問題じゃないだろ。言わなかったらやるなんて
私 じゃあ、じゃあ言わなかったらやるって問題じゃないんだったら、じゃあK先生は連れだしてもいいんですね、それでも。
W うん、もうあなたとは話したくないから。
私 いや、言い訳じゃないですか。
W はい、
私 いや、話になってないです、それ。
W なにが
私 いや、何一つとしてまともに答えてないじゃないですか
W だろ?
私 いや、じゃあK先生がされたことについてはどう思いますか?一人のご友人として。
W まあ、ビックリしてる。
私 それだけですか?
W うん
私 ビックリした。じゃあ、これからも仲良く付き合う
W そういう問題じゃないけどさ
私 これから仲良くお付き合いされるんですね
W とにかく、そういう事があったということについては驚きだよ
私 え、じゃあ、K先生になんておっしゃいました?
W うん?その後話してない。
私 いや、当然言うでしょ「なにやってるんだ君は」とか。言わないんですか?だっていっしょに旅行行く仲ですよね。
W 話もしてないって。
私 何時ぐらいから?
W うん?
私 何時ぐらいから?
W 何時ぐらいかな?
私 だって一緒にご旅行行く仲ですよね。K先生と。
W そういうことね、いちいちね答えたくない、話したくない
私 でも、先生は当時の学年主任ですね。私が夜遅く残されたことについて責任ありますよ。
W 話したくない。
私 いや、話あ、大丈夫ですか?
この部分の会話の問題点
まずはっきり言いますが、会話が破綻しています。
加害教諭は日常的に生徒を車に乗せて学外に頻繁に連れ出していたのですが、このことに対してWは最初「部活動の引率」という事を理由にして「厳しくなかった」と言っています。
しかし、私達は部活動の引率において加害教諭の車に乗せられたという事は一度もありません。
おそらく陸上や水泳のような個人種目においては県外で大会がある場合、指導者の車の乗って会場まで行くという事は当時あったのだと思います。
しかし、私達が車に乗せられたのは、部活の大会ではなく、ボー〇ング場や健〇ランドなどの、加害教諭の個人的な遊びのためです。
しかも、制服姿で私たちは上本郷のス〇ーレーンというボー〇ング場に連れていかれました。
念のため言っておきますが「連れて行ってください」と言ったことはないです。
「俺と遊ぶのはお前の義務だ」などと言うわけのわからない理由で、車に乗せられていました。
そして、Wは最初の頃は「認めてたわけじゃない」「厳しくは言ってなかった」と言っていたのですが、私が追求の程度を強めていくと、とうとう、「(管理職が)許してないよ」「言わなかっただけなんだよ」と言い出します。
もはやカオスです。
地方公務員法
公立中学の教師は公務員です。そのため、地方公務員法が適用されます。
以下の条文をご覧ください。
(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
第三十二条 職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
(信用失墜行為の禁止)
第三十三条 職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
(職務に専念する義務)
第三十五条 職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
まず、地方公務員三十二条では法令遵守義務・忠実義務が定められ、職員が上司の命令に従う事が要求されています。当然ですが、上司が許可していないのに勝手なことをすることは公務員には許されません(社会人なら当たり前ですが…)。
また、三十三条では信用失墜行為が定められています。
教師が生徒を制服姿で車に乗せボー〇ング場などに言っていた場合、地域の方から「あの先生大丈夫?」「あの学校の生徒大丈夫かしら?」などと言われます。
実際、ボー〇ング場で「君たちどこの中学?」と聞かれたことがあります
私が「先生もいますよ」と言ったら、呆れていなくなりましたが…
そうなった場合、その学校は地域からの信用を失う事になりかねません。
「ボー〇ング場に行くくらいなら大したことないんじゃないの?」という方がもしかしたらいるかもしれません。
そのため一応言っておきますが、私達が連れていかれたボー〇ング場は上本郷のス〇ーレーンという所で、通っていた中学から車で15分程度の場所にあります。
実は…、私の通っていた中学の側には有名なボーリング場があるのですが、そこは歩いて10分以内の場所にあります。
もし加害教諭が「問題のない行為である」と認識していたのなら、どうして近くにあるボー〇ング場に行かなかったのでしょうか?
加害教諭は最初から自分の行為が問題のある行為だと知っていたのだと思います。
さらに、地方公務員法三十五条では職務専念義務が定められています。
授業が終わっても教師が学校にいる以上勤務時間とみなされます。
そのため、加害教諭が私達を車に乗せボー〇ング場などに連れ出した行為は、明らかな職務専念義務違反です。
松戸市の規則との関係
また、学校職員は地方公務員法以外の規律も受けます。
松戸市立学校職員服務規程第6条では「職員は、勤務中に勤務の場所を離れようとするときは、校長または分校主任の許可を受け、自己の所在を明らかにして置かなければならない。」とあります。
このことからすると、加害教諭が生徒を車に乗せボー〇ング場や健〇ランドに連れて行く場合は、校長や教頭に「すいません、生徒を連れてボー〇ング場に行ってきます」という必要があります。
こんなことを許す学校というのがあるのでしょうか?
私が中学生だったのは昭和から平成にかけてです。
当時の学校は不良も多かったですし、教職員にも多くの問題を抱えていました。
ただ、そこまでいい加減な学校は存在しないと思います。
当時の他の教師達との比較
このようなことを書くと「他の先生もそう言う事をしていたのでは」という方がいると思います。
実際、学校の外のレストランで食事をしながら話をしていた先生の姿を見たことがあります。
ただ、それは部活やクラスの話で他の生徒達に聞かれるとまずいものであったり、少し生徒の気を紛らわせるために「食事でもしながら話をしようか」というもので、それなりの理由があります。
また、そのような事をするときは、他の先生や管理職に「すいませんロイ〇ルホ〇トにいます」などと報告してから言っていました。
これは当たり前の事です。
何も言わないで外出してしまうと、他の生徒や教師、生徒の保護者がその先生に相談事があって職員室に来た時「あの先生どこに行ったの?」となります。
その先生を見つけるために皆で探し回る必要があります。
車で15分程度のボー〇ング場に、生徒を車に乗せ管理職に無断で行くようなことをされた場合、他の職員や生徒が迷惑するという事は明白だと思います。
事故が起きたらどうするつもりだったのでしょうか?
言い訳をすればすべてが許されるわけではないということ
Wは管理職が「厳しく言わなかった」と言います。
しかし、加害教諭の行為は明らかな地方公務員法違反であり、当時私の中学にいた他の教師は誰もしていないものです。
当時私たちは子どもでした。しかし、現在は社会人となり、社会人として守るべきマナーや立場というものを理解しています。
上司の許可なく好き放題できる会社がどこにあるのでしょうか?
もし加害教諭がこんなことをして教育委員会にばれた場合は、管理職の管理責任が問われることになります。
当時の私の中学の管理職は、自らが責任をとることを覚悟したうえで、加害教諭が生徒を制服を着たまま車に乗せボー〇ング場や健〇ランドに連れ出すことを容認していたというのでしょうか?
当時生徒だった私の同級生たちがこのような話を聞いたらなんというでしょうか?
おそらく「ふざけるなよお前!」というはずです。
最近都合が悪くなると「撤回します」「記憶にない」という方がいらっしゃいます。
ただ、そう言ったからと言って世間が納得するかといえば別問題だと思います。
教師は公務員です。その給与は税金で支払われています。
その自覚もなく仕事をするような方は、もっと早く現場を去るべきだったのではないでしょうか?
念のために言っておきますが、加害教諭やWのしたことは、教師の多忙とは全く無関係のものです。
人間としていい加減で不誠実なだけです!
この会話について他の方がどう感じるかはわかりません。
ただ、この会話を聞いて「この先生何も知らないんじゃないの?」と思う人はあまりいないのではないでしょうか?
少なくとも責任感がない人物であることだけは確かだと思います。