甲11号証(夜遅く残されていたことなどを後輩が覚えていた事実)

裁判で提出した証拠として、後輩(X)の証言を紹介します。これは甲11号証1,2,3として3つに分けていることをご理解ください。

目次

甲11号証1

原告 だよね

後輩 Kさん

原告 聞くだけで絶望を感じそうなKっていう名前ね。うーん。

後輩 あのーで、13,14,15,16って‘Pさんとかって

原告 あー、部活をさ、終わった後に俺が残されたって覚えてる?たまに残される時があったって

後輩 はい

原告 覚えてる?

後輩 はい

原告 あのー一人で残されたって。それは覚えてるんだじゃあ。

後輩 はい。

原告 それ覚えてんのか。どうしようかな?

後輩 ただ、覚えてるんですけどただ内容は知らないんです

原告 知らないよね。当然X帰っちゃうからね。

後輩 はい。

原告 帰っちゃうからわからないよね。

後輩 あ、なんかだからあのークラスもあれだったんじゃないんですか?

原告 結構残されてたんだよ

後輩 うーん

原告 で完全下校時刻オーバーしても

後輩 はい

原告 ずっと残されてたわけ

後輩 うーん

原告 それなんだ要するに。

後輩 はい。

原告 Xもさあの、あの先生にさ

後輩 はい

原告 体を押し付けられたりしたことはある?

後輩 そういうのはないですね。

原告 股間を触られたことは?

後輩 はい?

原告 股間を触られたことはある?

後輩 それはないですけど。別に手取り足取り腰とりとかそういうあれではないんですけど、別にまあ方叩かれたり、ケツ叩かれたりそういう

ここまでが甲11号証1の部分です。

この供述内で後輩は私が部活動の終わった後に一人で残されたことを証言しています。

私が被害に遭った事実を証明するためには、誰かほかの人間が、少なくとも何かを記憶していなければいけません。

部活の後輩が私が残されていることを証言してくれたのは非常にありがたかったです。

ちなみにこの時の音声は1時間以上のものも多いので、裁判官に指摘されない限りは、編集しないつながった音声の一部を反訳書面にしていました。

甲11号証2

原告 だから、自分の学年でやってるらしいんだよねどうも。で、どうもねK中学でも同じことやっているらしい

後輩 はい

原告 で、もめたらしいんだよね。で、200X年ん時、子供に聞いたらさ、「今までも同じことやっていたと思います」、

後輩 はい

原告 「これからもやると思います」ってわけよ

後輩 はい

原告 やめて、で、なんて言ったかっていうと、「やめてくれって言ってもやめてくれません」。だから極めて悪質なんだよね。で、まあちょっとその、どういうことまでやるかっていうとさ、まあ、あまりにもすごくて言えないこともあるんだよね。

後輩 はい。だからまあ、たとえば、これは男性同士でたとえばあれですよね。あ、男性教師が、恐怖で(聞き取れない)

原告 いや、俺は

後輩 それだと、ね。たとえば痴漢扱い

原告 でも痴漢でもやっちゃいけないことだよね。

伊藤 それと一緒ですよね。

原告 まあ俺ははっきり言うとそれよりされてんの。あいつに残されて。だって、残される理由特になかったじゃん。

  俺別にさ、あの、私生活で問題抱えてなかったでしょ。

後輩 はい。

原告 なんかトラブル起こすような生徒でもなかったし。で、要するにさ、これもう、しかも俺クラスで班長もなんもやってないんだよ。

後輩 はい。

原告 それなのに何時も残されてたじゃん、クラスでも。だからすごかったわけ。

後輩 クラスのことは全然わからない。

原告 わかんないよね。だって兄弟学級じゃないもんね。

後輩 学級委員でもなんかやってんのかなって。

原告 あ、学級委員はね2年の1学期だけやったの。

後輩 小学校のころの姿を知ってるから、あー別に普通にありそうだなって

原告 そうそう、だから俺小学校の時はさ、学級委員とかよくやっていたじゃない?で、勉強できる子だったから結構目立ってたじゃん。で中学校になって、異様にさ問題児のようなこと言い出す奴がいてさ。

うーん。

そうそうそう。

原告 そっかそっかそっか。そこまで覚えてないのはしょうがないよね。当然ね。

後輩 私の中のイメージでは成績優秀な優等生ですから。

原告 うーん。だよね。確かね200X年の時にね。

後輩 はい。

原告 その子に聞かれたわけよ。

後輩 はい。

原告 で、その子もさ、で、「言ってもダメです」ってわけ。で、I先生がいるから、で、「I先生は」っていうと、「ダメです」ってわけ。「絶対守ってくれません」って。それ聞いて呆れちゃってさ。普通だったら生徒守るじゃん。

後輩 はい。

ここまでが甲11号証2の部分です。

これは、私がどういう生徒だったかという事実を他者の目から基礎づけるものです。

「学級代表をやるくらいの、成績優秀な優等生」が、頻繁に放課後夜遅く残されることなどあるでしょうか?

普通に考えて頂ければわかると思います。

甲11号証3

原告 あれだったんだよ。で、俺なんかは結構薄情な人間でさ、そんなに嫌だったらあの先生(他の教師です)が廊下歩いているとき姿見えたら逃げりゃいいじゃんって、だから、あの先生のいないとこ日常的にいたからさ、殆んどそのくらう機会なくて、あまりよくはわからないんだけどさ、

後輩 クラスはね。多かったですからね。Mさんそうですし、Aさん、Oさん

原告 バレー部多かったよね。だからそういう機会は、だからH先生そんなになんか自分そんなに悪意持ってなくて、逆にTなんかはさ道端歩いてて殴るってどういうことって思って。

   たださ、俺加害教諭にも殴られたことあるんだよね。俺一日30発くらい殴られたんだ

後輩 30、30とか生涯(聞き取りにくい)じゃないですか?

原告 いや、だからあいつ凄いよね。しかも何も起こしてないのにさ。だってバレー部でほかの選手がミスっても俺のせいにされていたしさ。こいつふざけんなよって思って。本当、一日30発は、最初20発くらい殴られてたんだよ。で、数えていくのがばかばかしくなってさ「なんだこいつ」。あの、何時間くらい残されたって覚えてる?俺が?

後輩 あの、その、お帰りになるまでの時間

原告 わかんないよね

後輩 いるわけじゃなんで

原告 もう帰っちゃってるもんね

後輩 はい

原告 だからそうだよね。

後輩 まあ、あの、またなんかあんのかなって、まあいいや帰ろうって感じで

原告 結構多かったよね、残されるの。

後輩 大体あの、月から金曜日までで、土曜日は半ドンなんで、土曜日曜、定休があって月曜から金曜に一回えーと、なんか一回は休みがあるじゃないですか、

原告 うん

後輩 まあ雨天の時とかは2回で、外練もあったんで、あれですけど、それ考えるとどうですかね、月2はあったかなってイメージです。

原告 ああ、やっぱ月2あったイメージなんだ。

後輩 はい、だいたい

原告 あーだよね。俺もさ、大体週一か月2でやられた可能性があってさ、そう、だから俺結構残されたイメージでさ、で周りの人が結構それ言ってもわかんないわけよ。残されましたよって言ってもさ、あのーまあ、うちの母親なんかもさ、そこまで残されてないってわけよ。でもさ、よくよく考えるとさそれも当たってんだよ。だってさ、月2って、月2

後輩 まあほかに、月2、月3か・2回

原告 ドラマが週一だとするとさ、それよりあれだからさ、確かにそういういい方もあるよねとか思っちゃってさ。妙に納得しちゃって。

ここまでが甲11号証3の部分です。

ここでは最低でも「月に2回」というキーワードが出てきました。

私が被害に遭ったのが中学1年の10月からなので、合計で約40回以上となります。

「成績優秀な優等生」が、他の生徒の帰宅した後、「最低でも月に2回」も、加害教諭と二人きりで残されるというのは、いったいどういった理由によるものなのでしょうか?

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